[1:4] 二十ミリ機関砲
1 ナマエ:田中 静壱 1999/7/11(日)00:29
零戦に搭載されていた二十ミリ機関砲は、全くと言って良いほど役に立たない代物の様です。
スイスエリコン社より製造権を買い民間会社に製造を依頼したもので、九九式一号三型と称されているものです。
まず弾丸携行量が六十発と極めて少ない事。これは、連続発射すると六秒程度で弾丸を撃ち尽くしてしまい、殆どの場合が機首の
七・七ミリ機銃で空戦する事となり、開戦前より十二・七ミリ機銃を装備していたアメリカ陸海軍機に対して不利は否めなかった様です。
ちなみに七・七ミリは二挺装備されていて一銃あたり七百発の弾丸携行量があるそうです。
また、給弾装置が弾倉式で故障も多発した様です。(二重装填等)
次に、この機銃は初速が遅いので、重たい二十ミリ弾丸の直進性が少なく、平たく言えば、弾がまっすぐ飛ばなかったそうです。 
後の二号銃は、初速も改善され、給弾装置はベルト式に、一銃あたり二百五十発の弾丸携行量となり、紫電改に搭載されその威力をようやく発揮するのですが、
時既に遅しの感は否めないかと・・・・・・。
2 ナマエ:Merkatz 1999/7/13(火)01:01
そういえば零戦の二十ミリ機関砲を命中させるのは名人芸がいると聞いたことがあります。
小回りが利くから七・七ミリでも戦えたのでしょうね。
資源がない我が国では設計にかなり偏りが出たのは致し方ないのでしょう。
アメリカのように豊富に資源があれば、防弾も施せたのでしょうが・・・。
ちなみに燃料のオクタン価が低い為、日本の航空エンジンは設計より低い出力しか出なかったそうです。
3 ナマエ:田中 静壱 1999/7/15(木)23:49
中島飛行機の開発した「誉発動機」は理想を追求したので、ガソリンのオクタン価が百オクタン価で
その性能を発揮出来る様に設計されていた様です。ちなみにオクタン価とは、ガソリンの中に含まれる鉛の含有量の事だそうです。
当時の日本の航空燃料は九十一オクタン価なので、設計当初の性能が発揮出来ない訳です。
特にこの発動機の問題は零戦の後継機「烈風」の誕生を著しく遅らせる一因とも成りました。

4 ナマエ:ランス 1999/7/16(金)00:06
しかも陸海軍でオクタン価が違うというまったく合理性に欠ける体制でした。


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