[1:4] お耳汚し2
1 ナマエ:名もない一国民 1999/8/2(月)01:39
前略
どうも、やや、ご無沙汰しておりました。
実は、こう稚拙な文をご披露している小生も、一応サラリーマンでして(前にも申し上げました
通り、技術系の仕事に身を置いております)、この1週間ばかり仕事やら、出張やらで、なかなか
このページに接続する暇がありませんでした。
(見るだけは見たこともあったのですが、お返事を書くほどの時間的余裕がえられませんでした)

さて、まったく思いかけずもランス殿と時世殿というお2人から、ご返事を頂きまして、初心者
の小生としては、うれしいやら、決まりが悪いやら・・・。
(はっきり言わせて頂きますと、相手にされないと思っていたので)
まずは、早速のご反応、ありがとうございます。これだけで、初心者の小生、安くはないパソコン
を買った甲斐があるというものです(ただし、仕事の上ではパソコンも使うし、ランス殿がまだ
4〜5歳だったころには小生も当時のパソコンをピッピと押したものです・・・ゲームが専らだった
ですが)

さて、せっかく貴ページに接続させて頂いておるのですから、少しはこちらのページに則った
ご意見をと思い、キーをはじかせて頂きたく思います(一昔前なら「筆を取らさせて頂く」と
なるところですが・・・進化しましたね、人類も)。

まず、最初に申し上げます事は、前回の弁とは矛盾するようでありますが、小生は何もガンジー
のような無抵抗であれ、とは主張しておりません。外圧がある時はこれに効することは、ある
1つの集団、組織として全くの当然の反応であります。(小生はこれを、「組織における慣性の法則
」などと1人で思っております。慣性の法則については、良き教科書が星の数ほどでておりますので
いずれ、ご参照下さい。極、簡単に申し上げると「ある物体は、その状態を保とうとする」ことを
慣性があるという、といったところでしょうか。 物理学の世界では、力学以外でもこういった
現象がいくつか見られます。)
即ち、人間ひいてはホモ・サピエンスはこの地球上の動物界の存在である以上、それを亡ぼそうとする
存在に対して本能的に防衛行動をとるのは、極めて自然な行動と考えられるわけです。
むしろ、それが無ければ、人類は60億に達するこの繁栄を得られなかったわけですから・・・。

しかし、小生が言いたいのはこれから先です。

人類は、例えばまだ火星に無人探査機を送れる程度です。今のところ、人類の最遠の地は「月」
であり、この月でさえ未だ地球圏内という甚だ近い場所です。

だが、人類はようやくここまで来ました。
これから先、時間さえあれば人類はより深宇宙にまで広がることでしょう。
小生が恐れるのは、行きすぎた防衛本能、排他主義です。
なるほど、現在の人類が持ちうる最大の(そして実感の持てる)単位は国家でありましょう。
地球規模で考えるのは、共通の敵(例えばガミラスのような全地球的規模の敵)でも現れれば
別ですが、なかなか、今の人類には難しい・・・。小生だって、アメリカやフランスでの事件事故
よりも、部屋の真上の住人の騒音の方が気になりますから。
しかし、だからと言って真上の住人に出て行けとは言いません。こちらが我慢すればそれで事は足り、
また、その代わりにその真上の住人は「真下の住人」の迷惑にも我慢しているかも知れませんから。

つまり、地球はそんなに広くはないのです(前回、表面籍を概算しましたね)。 何十年か前、最初に
ヨーロッパ人たちがそれに気付き出し、ECやら共通通貨(ユーロ)を作り出しました。

諸兄よ、小生は日本固有の文化も好きだし、行きすぎた外国主義は嫌いです(今の日本にはその
キライが見えますが)。
しかし、行きすぎた国家主義(ナショナリズムというのでしょうか)も危険でしか無いと思います。
小生のこの考えは理想主義もしくは中途半端なものかも知れません。
しかし、理想も中途半端な考えも、持てるのは即ち、我々が人間であるから持てるわけです。
この「素晴らしい能力」をたかだか、地球という閉曲面にだけ閉じ込めておいてもいいと思いますか。


つい、フロシキを広げすぎました。
偉そうな問題提起をするつもりは全く無かったのですが・・・。

話は全然かわるのですが、どなたか、昔のシミュレーションボードゲームのことを記載されておりました
ね。 実は小生もその昔、サイコロを振って遊んだものです。勝手に空母駒なんか作ったりしてね。
上述した話と全く相容れないようですが、小生も好きなんです、空母やら戦艦が・・・。
(だからこそ、貴ページに接続したわけです。)

どうも、まぜっかえしたようで恐縮です。
皆々様、本気で取り合わないで下さい。かないませんから・・・。

明日も仕事の身です。
これにて失礼をば・・・。

2 ナマエ:旗御飯/鐡扇會 1999/8/3(火)23:31
はじめまして

旗御飯といいます。36歳の会社員です。
http://members.xoom.com/yasukuni
で日の丸揚げてます。

名もない一国民さん、おっしゃることは解りますが現実はもっと
差し迫っているでしょう。

>しかし、だからと言って真上の住人に出て行けとは言いません。こちらが我慢すればそれで事は足り、
>また、その代わりにその真上の住人は「真下の住人」の迷惑にも我慢しているかも知れませんから。

嫌な思いをしても、相手もまたそうかもしれない、お互い様だ、と考え我慢する。
実に日本的な美徳です。私はそういう考えは大好きです。しかしながら真上の住人は
ミサイルを飛ばしてこないし、60年も前のことで今だに難癖をつけて金をせびりに
こないでしょう。

あるいは貴方は技術者であればあまりそのようなことは経験されないのかも
しれませんが、会社と会社の関係など、特にそれが外国の会社であれば全く
油断も隙もないでしょう。国家と国家の間ならなおさらです。

日本が何故鎖国を解かなくてはならなくなったか、そして何故その直後から
無理を承知で分不相応な富国強兵政策を取らざるを得なかったか、全て国家対
国家の情け容赦ないせめぎ合いのおかげです。そして現在でも基本的には国家対
国家の関係は軍事力と経済力を背景とした力の均衡によって成り立っているのです。

>
>つまり、地球はそんなに広くはないのです(前回、表面籍を概算しましたね)。 何十年か前、最初に
>ヨーロッパ人たちがそれに気付き出し、ECやら共通通貨(ユーロ)を作り出しました。

ECやユーロはブロック経済の手段です。それは基督教文化という共通文化背景を持ち
王室同志の政略結婚などを含め歴史的に交流が深い国家群同志だからできることで
例えば中東とかの国がEC入りすることはないでしょう。アジアに於てECのようなことを
しようとすれば支那を入れれば中華帝国に取り込まれるし、他の国同士はそれぞれ
欧米の植民地支配により、正常な歴史的発展を阻害されてきており分断されています。
すなわち、インドネシア、マレー、ビルマ、ベトナム、フィリピン、等はそれぞれ
が長い間植民地として過ごしてきたため、お互いとの外交史が甚だ乏しい。また、宗教や
文化も外来のものにそれぞれ取って代わられており、バラバラです。

私に言わせれば地球はとんでもなく広い。世界人類が相互理解することなんて不可能です。

>この「素晴らしい能力」をたかだか、地球という閉曲面にだけ閉じ込めておいてもいいと思いますか。

たかだか地球って他に何があるのでしょう。っていうか僕なんかたかだか埼玉県に
閉じこもっておりますが^^;。

まぁ悪く思わないで下さい。別に意地悪をしに来たわけではありません。
ただ、理想を語っている間にも、どんどん我々の税金が外国に持っていかれ
我々の祖父達の名誉に泥が塗られている、ということは知っておいて戴きたい
と思うのです。

3 ナマエ:名もない一国民 1999/8/4(水)02:48
○旗御飯殿、早速のご返事、本当にありがとうございます。
 まったく、本ページの方々はレスポンスが良くて、しかも、小生の書生論などにも、付き合って下さって、
 誠に恐れ入る次第でございます。今後とも宜しく、お相手願えればと切に願うばかりであります。


>名もない一国民さん、おっしゃることは解りますが現実はもっと
>差し迫っているでしょう。
>嫌な思いをしても、相手もまたそうかもしれない、お互い様だ、と考え我慢する。
>実に日本的な美徳です。私はそういう考えは大好きです。しかしながら真上の住人は
>ミサイルを飛ばしてこないし、60年も前のことで今だに難癖をつけて金をせびりに
>こないでしょう。


○ご意見、まさにその通りであると思います。貴兄のおっしゃることは、不肖、小生も常々考え
 の至るところでございます。
 まず、極めて日本的思考であるとおっしゃる、「相互的思想」←小生の勝手な造語です。何か
 一般的な表現があるのなら、お教え下さい。  ・・・でありますが、これは、小生も30年弱に
 及ぶ日本での生活がそうさせるわけでして、これに対しては、全く、一言もございません。
 しかし、ミサイル云々という件については、それこそ60年前に日本は軍用機をたくさん
 飛ばしているのではないですか?  そして、その頃の被害に対して、くだんの国々が要求する
 「金」や「補償」を、一体我国は、歴史的に恥じない程度に賠償したのでしょうか?
  (この辺の事情は、きっと、本ページにご参集の方々の方がよくご存知であることと思いますが)
 確かに、日本人と比べ、諸外国の人々はたくましいというか、少々あつかましい要求も示しては
 きますが、小生は、かの戦争(大東亜戦争、のことであります、もちろん・・・)を後発帝国
 主義の暴発と位置付けておりますから、「被害国」からの要求に対し、貴兄のような、割り切った
 考えにのめりこむことができません。 
 大きすぎる戦後の要求の元を創り出したのは、当時の国家的危急(主に経済的危急が根底にあった、と
 歴史の教科書は教えていますが、ホントのところは詳しく知りません)を名分とした、我国の
 「過剰防衛思想」にあったのではないのでしょうか?
 さらに小生は思うのです。
 ここに参集される皆々様と比べれば、小生の歴史的な知見は貧弱なものなのですが、それでも
 思うのは、「人類の経験した戦いの内、自国防衛をその発端としたものが、一体どれだけ たくさん
 あるのか」ということであります。
 実際、あからさまな「侵略政策」よりも「祖国防衛」、「民族自衛」の美しい言葉に乗せられ、
 そして、いつの間にか、それが「過剰防衛」=「侵略」につながった、という例は多いのでは
 ありませんか?

 
 小生が言いたいことは「過剰」防衛にならざるように、この1点なのであります。


>
>
あるいは貴方は技術者であればあまりそのようなことは経験されないのかも
>しれませんが、会社と会社の関係など、特にそれが外国の会社であれば全く
>油断も隙もないでしょう。国家と国家の間ならなおさらです。
>
>日本が何故鎖国を解かなくてはならなくなったか、そして何故その直後から
>無理を承知で分不相応な富国強兵政策を取らざるを得なかったか、全て国家対
>国家の情け容赦ないせめぎ合いのおかげです。そして現在でも基本的には国家対
>国家の関係は軍事力と経済力を背景とした力の均衡によって成り立っているのです。


○なるほど、「パワー オブ バランス」または「力の抑止力」とか言われていることを
 おっしゃっているのでしょうか。  この点については得心の限りです。
 (ただし、過剰にならない限り・・・。この過剰の定義も難しいところですが。)


>
>ECやユーロはブロック経済の手段です。それは基督教文化という共通文化背景を持ち
>王室同志の政略結婚などを含め歴史的に交流が深い国家群同志だからできることで
>例えば中東とかの国がEC入りすることはないでしょう。アジアに於てECのようなことを
>しようとすれば支那を入れれば中華帝国に取り込まれるし、他の国同士はそれぞれ
>欧米の植民地支配により、正常な歴史的発展を阻害されてきており分断されています。
>すなわち、インドネシア、マレー、ビルマ、ベトナム、フィリピン、等はそれぞれ
>が長い間植民地として過ごしてきたため、お互いとの外交史が甚だ乏しい。また、宗教や
>文化も外来のものにそれぞれ取って代わられており、バラバラです。


○この点については、何も申し上げられません。 なにせ、経済、歴史には本来弱いもので・・・
 無礼ついでにお教え願いたいのでありますが、今後、より広範囲な領域での経済的統合、通貨
 統合等はありえますでしょうか?(もちろん、貴兄の分析する範囲での回答で)
 また、第2次産業を失いつつある我国において、今後、目を向けるべき産業、業種というもの
 はあるのでしょうか? さらに、どちらかというと、基礎科学よりも応用科学(俗に工学と
 呼ばれていますが)に力を入れている我国に、将来にあっても、世界経済に食い込んでいく
 だけの実力は期待できるのでしょうか?小生は、日本が2等国化(あまりいい表現ではないのですが)
 していくようで、とても不安なのです。どうか、教えをたれて頂ければ、と思うのですが・・・。

 
>
>私に言わせれば地球はとんでもなく広い。世界人類が相互理解することなんて不可能です。

○いやいや、地球は、やはり広くない・・・。もはや、人類の活動は地球という「惑星」環境に
 無関係ではありえません。小生が申し上げたのはそういう意味なのですが・・・。

>
>>この「素晴らしい能力」をたかだか、地球という閉曲面にだけ閉じ込めておいてもいいと思いますか。
>
>たかだか地球って他に何があるのでしょう。っていうか僕なんかたかだか埼玉県に
>閉じこもっておりますが^^;。


○小生だって大阪府・・・。



>まぁ悪く思わないで下さい。別に意地悪をしに来たわけではありません。
>ただ、理想を語っている間にも、どんどん我々の税金が外国に持っていかれ
>我々の祖父達の名誉に泥が塗られている、ということは知っておいて戴きたい
>と思うのです。



○まったく、とんでもございません。
 普段、このような話題には事欠いており、大変貴重なご意見(本当に)にとても感謝
 しております。
 ただ、このような議論というのは、得てして1人よがりになりやすいデリケートな問題であり、
 だからこそ、このような場において(例え青い議論でも)話し合いたいと小生は思うのです。

 貴兄を始め、ここに名を連ねる方々の知識、思想にはまったく恐れ入る次第ではありますが、
 若輩者を鍛え上げるという意味で今後ともお相手して頂ければと思う次第であります。
 

 それでは、これにて・・・

4 ナマエ:MM 1999/8/6(金)01:27
はじめまして。
ちょっと思うことが色々とあるのでレスさせてもらいます。
主旨とはズレたところへのレスですけど勘弁してください。


>類は、例えばまだ火星に無人探査機を送れる程度です。
>今のところ、人類の最遠の地は「月」であり、
>この月でさえ未だ地球圏内という甚だ近い場所です。

>>私に言わせれば地球はとんでもなく広い。
>>世界人類が相互理解することなんて不可能です。
>○いやいや、地球は、やはり広くない・・・。
>もはや、人類の活動は地球という「惑星」環境に無関係ではありえません。
>小生が申し上げたのはそういう意味なのですが・・・。

まぁこのように言っておられますが、あなたの近いの概念は
あくまでメートル・キロメートルの『距離』での「近い」でしょう。
旗御飯さんの言う文化と精神性から生じる『距離』とは全く違うものだと思うのですが、
そこのところどうなんでしょうか。

旗御飯さんの言う『距離』はあくまで人と人との間に生まれる、
意見・価値観・自国への執着などをまとめて比喩的に表現したものです。
人や物をそこに「持っていく」とか、多少なりの「交流がある」とかで表される
『距離』とは全くの別物であると思いますが。

もし、以上の二つの解釈以外の『距離』であったら、ちょっと付け加えたいんですが。
『月が近い』と言う表現もどうかと思います。
どうも「着いたから近い」って感じに聞こえるんですが・・・。

フルマラソンでボロボロになってゴールに着いたとき、
選手も観客もその距離が近かったとは思いませんよね?
同じように考えてメチャメチャな労力使って月に行ったのに
「おぉ、すっげぇ。月って意外と近いんだなぁ。」
っていうのは違うなぁ・・・と思いますよね。


それと
>この「素晴らしい能力」をたかだか、
>地球という閉曲面にだけ閉じ込めておいてもいいと思いますか。

とも言っておられますが、その「素晴らしい能力」はどうやって宇宙で活用するんでしょう?
宇宙に対する理想を持て、と言われても今のところ宇宙人との交流、
っていうか発見すらしてないんだからその理想は『科学の発展による宇宙の探索』のみにしかなれないです。
宇宙に対する理想と言われても漠然としすぎていますし。
なのにその上で『地球という閉曲面にだけ閉じ込めておいて』なんて言い方はどうなんでしょうか。

『理想』は具体的なビジョンが見えてから始めて『理想』と言えるのであって、
それ意外は『妄想』または『夢想』だと思います。


ちょっとトゲっぽい文章でしたけど、許してくださいね。
あなた(←なんか使いづらいんですが、どう呼んだらいいんでしょう?)の文章は
ちょっとフワッとした漠然とした感じのイメージが多かったので、今回はそのことへのレスだけでした。

それではこの辺で。


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