[1:15] 日米開戦前の資料探してます
1 ナマエ:ぺくどん 2000/03/19(Sun) 16:52:04
いま大東亜戦争の勉強をしている者です。
でいま、それに関する資料をあつめています。
それで、
この掲示板で、質問するのは、適当かどうかわかるませんが、
日米開戦前の"ハルノート"や日本がだした甲案や乙案
の内容がかかれた資料をさがしてます。
どこにあるのかどなたかおしえていただけないでしょうか?
Web上,書籍等媒体はといません。
よろしくお願いします。

2 ナマエ:れっく♪ 2000/03/21(Tue) 17:28:25
「日米交渉資料」(原書房)なんかにはありそうな気がしますね(w。参考
までに(w。

3 ナマエ:れっく♪ 2000/03/21(Tue) 18:57:45
『対米交渉甲案及び乙案・ハルノート』

 「甲案」九月二五日の日本提案を左のとおり緩和する。

 一、通商無差別問題 全世界に適用されることを条件としてこの原則を太平
洋全域すなわち中国にも適用することを認める。
 二、三国同盟問題 自衛権の解釈をみだりに拡張する考えはない。三国条約
の解釈は日本自ら決定する。
 三、撤兵問題 (A)中国の華北、満蒙の一定地域および海南島の日本軍は
、日華和平後成立後、所要期間駐屯する。その他の軍隊は和平成立とともに撤
兵をはじめ、二年以内に完了する。(註 所要期間は二五年を目途とする)
 (B)仏印 フランス領インドシナの領土主権を尊重する。日本軍は日華事
変の解決または極東の平和確立の上はただちに撤退する。

 「乙案」
 一、日米両国は仏印以外の東南アジアおよび南太平洋地域に武力進出を行わ
ない。
 二、両国は蘭印の物資獲得に協力する。
 三、両国は通商関係を資産凍結前の状態に戻す。アメリカは所要の石油を日
本に供給する。
 四、アメリカは日華和平の成立を妨げない。
 備考 (1)この取決め成立のうえは、南部仏印進駐の日本軍を北部に移駐
する用意がある。また、日華和平または太平洋の平和確立のうえは、これら軍
隊の撤収を約束してよい。
 (2)必要に応じ甲案中の通商無差別待遇および三国条約の解釈と履行の規
定を追加してもよい。
 
 「ハルノート」
 
 (一)、一切の国家の領土保全および主権のの尊重、(二)、他国の内政不
干渉、(三)、通商上の機会均等、(四)、平和的手段による他太平洋におけ
る現状の不変更のハル覚書四原則の確約の求めた上での次のような内容。
  
 一、日、米、英、蘭、華、ソ、タイ間の不可侵条約の締結。
 二、日、米、英、蘭、華、タイによる仏印領土主権の尊重および特恵待遇の
排除。
 三、中国および仏印からの完全撤退。
 四、新国民政府(汪兆銘政権)の否認。
 五、中国の治外法権撤廃。
 六、互恵日米通商条約の締結。
 七、資産凍結解除。
 八、円・ドル為替の安定。
 九、日独伊三国同盟の否認。


ちなみに「ハルノート」での中国からの撤退要求に満州が含まれているか否
かは、現在論争中ではありますが、満州は含まれないのではないかとする説が
最近では有力になりつつあるそうです。

4 ナマエ:ランス 2000/03/21(Tue) 19:43:27
>中国からの撤退要求に満州が含まれているか否か

え〜、そうなんですか。
日本を挑発するのが向こうの目的であったはずですので、やはり満州は含まれていると自分は考えまする。
満州さえ確保できていれば、ある程度の妥協は日本側も可能であったはず。
アメリカとしては日本が折れてくるより、キレた方が好都合ですから、わざわざそんなめんどくさい手順を踏む必要があるのかと思います。

満州は含まれないとしても、その代わりアメリカ資本流入を認めろというのであれば、ほとんどそれは放棄しろというに等しいですけどね。

5 ナマエ:MUTI 2000/03/25(Sat) 19:18:23
当時の日本が、満州には中華民国の主権が及ばない、という立場をとっていたこと、
逆に、米国政府は中華民国(蒋介石政府)の主張を認めていたことは、
交渉以前の前提でしょう。従って、相手政府の提示案中の「チャイナ」という単語に、
(注 満州を含む)等と補足し、どちらの立場の「チャイナ」なのか、
明示していない場合、自国の立場でそれを解釈するのは、外交の基本でしょう。
日本語は、相手の立場に立った発想を必要とする言語なので、この場合、
日本政府は、相手の立場で考えてしまい、
英語の否定疑問文の問いかけに対して、YESとNOを間違えるような
ミスをしたのでは、と私、考えています。
 確かに、その後の外交や行動で、思惑の行き違いが明らかになるでしょうが、
「チャイナ」の範囲を明示しなかった以上、その失敗の責任は米国にあるわけで、
相手の失点を稼ぐことができるわけです。

* アメリカ資本流入について
 私は認めてもよい、いや、認めるべきだった、という立場です。
五族共和が、六族共和になるわけです。
蒋介石政府に対し、米国が日本側の立場に立ってしまうことが
与える影響は、きわめて大であります。
当時の満州には、日本資本だけでなく、外国資本を受け入れるだけの
余地があったはずです。
米国資本の株と、日本資本の株を同率にするとか、
米国に乗っ取られてしまわない方法は、その気になればいくらでもあったでしょう。
日本が、当時、石油のでない満州を独占するより、米国と組んで、
世界の資源・情報へのアクセスを可能にした方が、圧倒的に得るものが大きかったはず、
と愚考します。
 満州への有効な交通路は、当時の大日本帝国領とその近辺を
通過することなしに、確保できないのですから、
満州に米国資本・人材を受け入れることは、人質を手に入れたようなものです。
満州に、最新技術の工場を建てさせておけば、
最悪、米国と開戦した場合には、接収してしまう、ということができました。
それこそ、満ソ国境守備部隊の一部に、米国軍を加えさせ、
米ソ戦を起こさせてもよかった。
(先ほど書いたように、この米国軍への補給路は、日本の勢力圏を
通るのですから、米国軍が満州に駐屯しても問題ない。
戦後のように、日本本土に駐留しているのとは、違います。)
それこそ、「世界第三位の帝国海軍」が存在している状況なら、
戦後の日本と違い、個々の日本人は、対等の立場で個々の米国人と
協調したり、対立したり、競争したり、ケンカしたりができたのではないでしょうか?
当時の日本は、変な「純血主義」になってしまって、
道を誤ったのではないでしょうか?
6 ナマエ:Merkatz 2000/03/27(Mon) 07:42:41
ワシントン会議において、「支那とは何ぞや」という問いかけが出たのは有名な話ですね。
所詮、西欧列強に支那の歴史が理解できるはずもなく、満州は中国領などという馬鹿げた認識が出てくるわけです。
もっともアメリカは露骨に満州での権益を狙っていましたから、当然含んでいたのでしょうね。

満州でのアメリカとの共存なんて無理でしょう。
ハリマンの満鉄共有の話にしても、経済の大動脈たる鉄道を握ることの重要性を、現代の歴史家はあまりに無視しています。一方的に日本を愚かだというだけ。
またアメリカの欲していたのは満州のすべてです。だからこそ蒋介石に肩入れし、反日宣伝や武器・資金などを援助していたのです。
まかり間違っても日本と手を結び蒋介石を袖にすることはないでしょう。
結局、太平洋の新興覇権国家はいずれは衝突する運命だったわけです。

7 ナマエ:れっく♪  2000/03/28(Tue) 01:10:52
いったい真相はどうなんでしょうね。満州が含まれるか否かは、わたしゃには
なんともいえませんが、満州は含まれていないような気がなんとなくします(w
 いずれにせよ、色々な論争があるから歴史は面白いですね。
8 ナマエ:ランス/鐵扇會[国防研究会] 2000/04/01(Sat) 01:29:51
>いずれにせよ、色々な論争があるから歴史は面白いですね

全く同じくです。
満州が含まれるか否かは非常に重要な問題だと思います。
信憑性ある資料を自分も欲しいです〜。
9 ナマエ:兒玉源太郎 2000/04/01(Sat) 22:58:42
ハルノートはハルが書いた物ではなく、財務省ナンバーツーで
ソ連のスパイのハリー・ホワイトという男が、本国より日本が
呑めないような条件の物を書けと通達を受けてルーズベルトに
提出したそうです。そういう意味から考えて満州が含まれてい
たと考えるのが妥当かと思われます。それでは失礼致しました。
10 ナマエ:ランス/鐵扇會[国防研究会] 2000/04/01(Sat) 23:12:39
>財務省ナンバーツーでソ連のスパイのハリー・ホワイトという
>男が、本国より日本が呑めないような条件の物を書けと通達を
>受けてルーズベルトに提出した

なるほど、そういう説もあるのですか。
確かにソ連にとっては日本が南方に目を向けてくれれば独ソ戦に専念できるわけですし、日米間の戦争を望んだのは大いに考えられますなぁ。
結果として日本は南進策をとり、関東軍から部隊抽出などをせねばならなくなり、後のソ連の国際信義に悖る突然の満州への侵略に手も足もでなかった・・・。

歴史は奥が深いです。
11 ナマエ:れっく♪ 2000/04/03(Mon) 04:05:17
ハルノートの素案になったモーゲンソー案を書いたのは確かにホワイトですが、
それをもって直ちに満州が含まれていると解せるでしょうか。モーゲンソー案自
体を見ても、日本に満州を放棄することを要求している内容だとは思えません。

12 ナマエ:兒玉源太郎 2000/04/03(Mon) 04:58:00
れっく♪殿お初にお目にかかります。
>モーゲンソー案を書いたのは確かにホワイトですが、
>それをもって直ちに満州が含まれていると解せるでしょうか。
書いたのがソ連のスパイである以上、ソ連としては独逸と戦っている以上、
日本が対ソ戦に傾くのを恐れていたわけですし、それは日ソ中立条約でも
明らかであり、日本とアメリカの戦争を望んでいるなら書いた本人若しくは
戦争のしたかったルーズベルトとしては満州は含むと考えた方が妥当だと
思うのですが。ルーズベルトとしては公約で戦争をしないと言った以上
挑まれた場合のみしか戦争できなかったわけですし。それでは失礼致しました。

13 ナマエ:れっく♪  2000/04/04(Tue) 00:49:27
はじめまして。
 まず、モーゲンソー案ですが、これをそのまま「ハルノート」の内容であると
解する事は出来ません。というのもモーゲンソー案自体は国務省基礎案にかなり
の部分で取り入れられていますが、修正された部分も少なからずあるからです。
 モーゲンソー案を見る限り満州問題に直接の言及があり、その内容もどうやら
満州国の承認を条件付ながら認めていると言えそうです。ソ連の工作にホワイト
が影響されていたことは事実ではありますが、日米戦を求めているような内容で
はありません。ただ、ハルノートは満州問題に関しては欠落しているので争点と
なります。

14 ナマエ:兒玉源太郎 2000/04/04(Tue) 01:44:55
なるほど、どうもこの時代に付いては余り知識がないもので
失礼致しました。れっく♪殿、有難う御座いました、勉強になりました。
それでは失礼致しました。
15 ナマエ:れっく♪ 2000/04/04(Tue) 02:11:07
わたしゃこそ失礼致しました。


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