皇紀二六五九年の私

 自分が生活している日本というのは、どうい国なのだろうか、などと普段考えることはない。
 喧騒の都市、東京で日々の生活をしている我が身においては、そんなことよりもやらなければならない雑務をひとつひとつ片づけなける事の方が肝要だからだ。あれもやらなければ、これをどうしようか、などと右往左往しているのが日常である。

 さて、今回の投稿である。他人の意見とか文章で刺激を受けたりしながら受け身の生活をしている今日この頃ではあるが、何が正しくて真実とは何なんだろう? 少し誰かに問いかけてみたくなった。という気持が今回の投稿をさせるきっかけになった。「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉も時と場所を変えれば逆になってしまう。当たり前のことである。全ての条件のもとに対して共感をもてる言葉などはないからだ。だから言いこと、伝えたいことを文章にして勝手に発信してもいいではないか。そう思いキーボードを打ってみることにした。

 自分の生活している日本という国が大好き、とまで言わなくとも好きです程度の発言をする。
 ただ、それだけの発言をするだけで感情剥き出しのサヨク人種たちが「おい、ここに右翼がいるぞ。こいつに正しい歴史認識(自虐主観)を教えてやろう。こいつを救い出してやろう。俺達は反省しなければいけない国民なんだ、アジアの仲間たちに迷惑をかけてしまったのだから、君も一緒に謝ろう。中国様、韓国様御免なさい。……ねっ、こうやって謝ると気持良いでしょ…」。

二年くらい前までの一般世論はそんな感じだったと思う。正義の味方気取りのサヨク人種たちが朝日新聞の御旗の基マスメディアを利用し
、国民の大多数を洗脳し、導いていたからだ。
 マスメデアは国民世論を勝手に代表して、日本はいけないことをした、周りに迷惑をかけた歴史を持っています。とあらゆる媒体を使用し海外に発信している。まことに自分勝手な国民代表選手である。

ああーまたやっている、と私は呆れてしまう。彼らはアジアの人達に謝るのが好きなのである。自虐できる自分自身のことが大好きなのである。「御免なさい」と謝ることが正しい歴史認識だと思い込んでいるのである。救いようのない正義の味方である。

 最近、少し風向きが変わってきた。心地よい風が吹いてきた。
南京大虐殺の嘘。従軍慰安婦のインチキ等々。はっきりと正しかったこと、悪かったことを理路整然と語る人達が言論界で意見を言えるような状況が出来てきた。喜ばしいことである。なんでもかんでも「御免なさい」ではいけない。いけないことは直さなければならない。だからと言
って逆に相手国に謝れとも言えない。それでは内政干渉になってしまう。

 そうなのか、内政干渉はいけないことなのか。
 してはいけない内政干渉はしないでください、と御願いしなければいけない。
 私の御願いを言ってみよう。
「日本は民主主義の国なんですよ。自分の国の大臣は国民の総意で選ばれた自由民主党の上層部が決めたことなんですよ。間違った歴史認識を元国民世論代表選手(サヨク人種)とつるんでオフレコ発言の言葉尻をつかんで、攻撃しないで下さいな。中国様、韓国様御願いです、日本に対して内政干渉はしないで下さいな」

 私はこの雑文において左よりの人たちのことをサヨクと片仮名表記した。(元東大教授の西部邁氏からのうけうりでもある)漢字で記す左翼とは社会主義や共産主義へ同調する者たちを指す訳だが、すでにそういう思想は地球上のほとんどの地域において衰滅してしまっている。理想にする国家が衰滅してしまったために彼らは左翼からサヨクへと名称を変え始めたのが現実である。片仮名表記で示すサヨクとは人道主義者のことである。彼ら人道主義者は「人権」、「人権」と声高に叫ぶ。

彼らにとって一番大切なもの、それは「人権」なのである。「国民の権利」よりも「人間の権利」のほうが肝要であるという思想である。日本国民全体の権利よりも個人的な「青臭い正義の味方的感情論」が全てにおいて優先するという主張である。自分が生まれ育った日本という国が近隣のアジア諸国に対して行ってきた過去の歴史の全てを「悪いこと」、「非人道的なこと」と決めつけてしまい、「善かったこと」、「繁栄をもたらしたこと」を否定し、「俺達は悪い奴です、御免なさい、許して下さい」と自虐できる日本人がここにいるぞ、叫んでいる人たちのことである。そういう人間のことをサヨクと片仮名表記させてもらった。

 私は世論を作る人間でもないし、作ろうと、躍起になっている訳でもない。ただ、私の生活している日本という国が好きなだけだ。私の好きな日本が正しい方向へ進むためには正しい歴史認識をする必要があるはずである。
そのために手弁当で懸命に活動している西尾幹二氏をはじめとする「新しい歴史教科書をつくる会」の方々を陰ながら応援している。雑誌『SAPIO』に連載されているジャーナリスト櫻井よしこ氏、作家井沢元彦氏の文章を好意的に読んでいる。サブカルチャーである漫画家小林よしのり氏の漫画のファンでもある。

右でも左でもない、普通の日本人である私のごく普通と思われる感覚で素直な意見を投稿させてもらった。


1999.05.15 ゴンタ(34歳)

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