HPを拝見させて頂きました。なかなか大東亜戦争関係の資料も充実していて面白いページですね。

特に、世間では未だ白眼視されている大東亜戦争を正当に評価しようとされている事は非常に面白いと思います。が、ここで少しだけこのページの解説について異議を申させて頂きます。
誤解されるのは非常に心外なのであらかじめ申させていただきますが、私は左翼信奉者ではなく純粋な18年来の歴史&戦史愛好家です。


満州事変の解説について異議があります。

解説では関東軍一部将校の謀略のことについてのみ書かれていましたがこれは歴史の枝葉の部分であり、「何故、たかが一部将校の謀略に関東軍全体&一部朝鮮軍が同調したのか?」という問題の本質には一切触れられていません。
満州事変は「一部関東軍将校の謀略」「世界最終戦争論」などといった単純な物ではないはずです。
これについては年表を添えさせて頂きますのでもう一度よく考えて見てください。


日中戦争についても少し書かせていただきます。

それは「もし日中戦争がなければ日米戦争はこれを欲しても戦い得なかった」ということです。
帝国陸海軍は日中戦争中に武器・兵力の大拡張(17個師団 ー> 51個師団)を行い、その自信があえて日米戦争を冒険させるにいたりました。
S12.7ごろの兵力ではいかに戦争を欲しても戦い抜く事は不可能だったことでしょう。それが4年半の6兆550億円もの臨時軍事費(中国で使用したのはこの半分だけ)によって飛躍的に戦力が増加し、その自信が「対米戦争やむなし」の判断を招きました。
この戦力の拡大がなければいかにハルノートを突きつけられても対米開戦はなかったでしょう。
この事もすこし考慮して良いのではないですか?


貴方は「小林よしのり」氏の著作「戦争論」以下「ゴーマニズム宣言」に影響されすぎてはいませんか?氏の著作が別に嘘だなどと申す気はさらさらありませんが、あれはあくまでも「歴史を全く知らない者」に対しての「私観」に基づく「極論」です。
もちろん、私も歴史的事実から見て南京大虐殺などアホなことは有り得ないと考えますし、従軍慰安婦などまともに相手をするのは馬鹿らしいと思います。
しかし、歴史というものは彼の著作が言うほど単純な物ではなく政治、経済、軍事、文化、人種問題、その他すべてをひっくるめた一つの大きな流れです。氏はそのことは充分承知の上であえて知らない人のために「わ・か・り・や・す・く」書いているのです。その点を貴方は誤解されてはいませんか?どうも「ゴーマニズム宣言」そのまま&亜流の解説文が目立つのは私の気のせいでしょうか。

もうすこし歴史の勉強(特に経済関係)をされるべきではないですか?関係著書の一覧も見せて頂きましたが、どうも数が少なく、偏っている気がします。このようなページを開設しているのですから戦記関係・思想主張の歴史本だけではなく、経済・文化関係も全てひっくるめて冷静に事象を解説をしている歴史書(朝日・岩波系左翼本は論外!!)を読まれてはどうでしょうか?

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