自衛隊入隊試験へ挑む



1次試験に合格したらしい俺は、9日に自衛隊曹候補士の面接及び身体検査を静岡県にある航空自衛隊静浜基地でしてきました。
話によるとココは航空自衛隊へ入隊し3年後くらいの人が飛行訓練をする基地だそうです。(俺は陸上志願だから関係ないが・・・。)
ま、半日の流れを書き綴っていこう。

AM0640(朝6時40分)に迎えが来ました。そっから静岡募集案内所に向かう。静岡組が全員揃うのを待つ。お茶まで出していただき恐縮だった。
それから10分も待っただろうか、静岡勢は全員揃い、予定より早く静浜基地へと移動する。時間は0650ぐらいかな。
そっから車に揺られて1時間ちょいで到着ー。通勤ラッシュかと思いきや道は空いていて万事幸先がいい。

基地は朝早い(?)せいか静寂で、鳥のさえずりが聞こえる程だった。受付では大きな声で職種(?)と氏名を述べる。待合所になってる娯楽室にはまばらにしか人はいない。我々は結構早く来たようだ。 一緒に来た静岡組の人と会話を交わしていると突然、甲高いラッパが基地内に響きわたる。実にすがすがしい音色だ。俺は「おお、なんだァ?」と思ったが、ハッと時計を見ると8時。なるほど何かの合図だったのは間違いない。しかし今頃起きるワケないし一体何のラッパだろうと首を傾げた...が結局わからなかった。

0900、基地内に放送が入る。

「・・・飛行訓練開始・・・飛行訓練開始・・・」
集まった全員、ここは軍隊だという実感が沸く。みんなの士気高まる。(意味無いが・・・。)
その時間には全員揃ったようで受け付けをしていた幹部らしき人(肩章と左胸ポケットのカラフルな何か(?)から推測)が日程の説明を始める。まず、身体検査をしてから面接・・ということに決まり早速、移動する。
 
みんなでぞろぞろと歩き着いた建物には「衛生班」だったかな?看板が立て掛けてあった。とにかくその建物に入る。
説明によると検査項目は・・・えーとなんだったかな、たしか、検尿・血液検査(←ちょっとビビった)・レントゲン・身長・体重・胸囲・軽い運動(←こいつがクセモノ)・聴力・歯科・色盲判断・視力(裸眼)・肺活量・血圧・内科検診。なお好き勝手に空いてるトコから終わらせていけ・・との事。早速始める。

まず、検尿を素早く終わらせ採血に行く。ここは看護婦さんが採血しているワケだがその
看護婦さん、ぜん息気味なのかゴホゴホと咳をしている
俺の前のヤツが終わったトコで咳は一層激しくなり「死にそう」とか言っている。思わず「とんでもないところへ来てしまった、たすけてー」などと思ったが、程なくして軍医殿と思われる方が来て交代してくれた。ああ助かった。軍医殿は俺の腕の血管を見るなり「最近、運動してないんじゃない?」などと言った。いやまったくその通り。俺は赤面するのも忘れ一発で見抜いた軍医殿にしばし敬服した。

無事(?)採血も終わりレントゲン→歯科と進む。建物はボロかったが中にある資材は新しいものだった。そして身体計測をする。貧血とか骨折、意識喪失の経験あるか?と聞かれたが俺様に限ってそんなことはない。まぁ問題なく終わる。
その後の軽い運動がおもしろかった。指示にしたがって動くワケだが、最初は簡単な動作から入った。中には敬礼の動作なんてのもあった。 バランス感覚を調べると言って「腕を組み、左足を上げももが床と水平になるようにしろ」と言われた。皆問題ない。「じゃ合図まで眼をつぶって」と試験官が言った。なんだ楽勝じゃんと思ったのも束の間、なかなかどうして難しい。8人がいっしょに検査をしてるわけだが後ろで派手に転倒する音が聞こえる。思わず苦笑いだ。

次につらかったのは腕立て伏せだ。1の合図で下がり2で上げる・・という単純なものだ。

1・2・1・2と単調に続く、大したことねーな・・等と考えていると、「1で体を下げた状態で足を高く上げろ」と指示された。やってみればわかるがこれはきつい。皆の口から不気味な笑い声が漏れる。「ぐふふふ、あぁあ゛あ゛あ゛」など、言葉にならない悲鳴(?)をあげる。
やっとこさ運動が終わり異常なしの判子をいただく。残りの科目へと急ぐ。
次は血圧・視覚(色)・視力を計測。学校帰って、ゲーム三昧、夜は麻雀の不規則極まりない生活をしてる俺の視力は一般論から言えば最悪のハズだがなぜか目は悪くならない。今回も両眼共に裸眼1.2を記録し、胸を張ってその場を後にした。血圧はちょっと高め。ロクなもん食ってないからなぁ・・。
色覚は正常そのもの。

最後の内科検診もあっという間に終わった。これで全検査が終わった。参加者の中ではかなり早く終わったようだ。皆せわしなく通路を右往左往してるのが伺える。

そいつらを後目に俺は待機所に戻る。

待機所内は閑散としていてほとんど人がいない。たまに滑走路の方からレシプロの練習機の爆音が響きわたる。Goooooo!ってな感じの音。爆音を聞きながらボーっと面接の順番を待つ。皆、身体検査の方に行ってるためほとんど待つことなく面接に望んだ。
面接は3人の面接官と20分くらい話をした。笑いのシーンもあり、なごやかな雰囲気である。少しも威張ったようなことはなく高校受験の時よりもリラックスできた程だ。
しかし俺の答弁はやはりというべきか、右寄りの内容ばっかである。どうしようもないだろう、こればかりは。
「自衛隊は今後どうすべきか」と質問された時も「現在の自衛隊を撤廃して国防軍創設を」というような答弁をしてしまう俺であった。

それもなんとか終わり待機所に戻る。時間は1115頃か?さすがに身体検査が終わった人が増えてにわかに活気ついている。持参したコンビニ弁当などを食べ時間をつぶす。他の静岡組が終わらないと帰れないからだ。またしても航空機の爆音をボーっと聞いていた。
12時には高々とラッパが響きわたり午前の課業の終了を告げていた。
やっと静岡組が全員終わったので帰ることとなった。せっかく航空基地まで来たのだからと滑走路まで見に行く。ハンガー(格納庫)にはレシプロ練習機が整然と並び滑走路上には今まさに着陸しようとしてる練習機が見える。2人乗りでどちらか(おそらく後席)が教官なんだろう。間近で見れてとても満足だ。

一通り見終わり基地を後にした。やっと本日の全日程が終了した。ああつかれた。そして眠い。帰った後爆睡したのはいうまでもない。

本日の2次試験の結果は11月25日に発表となる。ずっと先だ。合格不合格に関わらず結果報告をするつもりだ。待っていてくれ。


以上、長ったらしくなったがコレで終わりとス。


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