右翼について思う

最初に断っておきますが、わたしゃ右思想の持ち主です。
自己紹介にもあるとおり、考えとしては新右翼の部類に入る(みたいです。)わけで、反右翼じゃないので誤解なきよう・・・。ついでにあたしは現実団体とのつながりも無ければ、周辺でウロウロしたり、はたまた、一人一党気取りで活動もしてません。言うなればただの人ですな、少なくとも今はヽ( ´ー`)ノ

ここでは自分の経験と知識から思うことを述べるんであって、これが全てではないですし、マジメに活動してる方もいらっしゃいます。
ちなみにここでいう右翼ってのは現実活動をしている「右翼団体」を指します。




1.右翼団体のほとんどは暴力団

いま、活動している右翼団体、それに類する政治結社は8割以上が暴力団です。
まぁ昔っから暴力団も右翼も紙一重的なものがありましたが、「右翼=暴力団」の構図を盤石にしてしまったのは暴力団対策法です。
暴力団はこの法から逃れようと
表面的に「政治結社」を名乗るようになりました。
もちろん、愛国だとか憂国だとか天皇親政とか、ありきたりの文句を前面に押し出していますが、実際の目的はそれではなく、暴力団としてのシノギを確保することが最優先目標なわけです。
かと言って、シノギだけやっているのもあまりに露骨なわけで、あくまでデモンストレーションというか演出というか、言い訳のために街宣車で軍歌垂れ流しながら町を走り回ったりして表面を取り繕っています。当然そこに愛国だ憂国だという思想は、そりゃ少しはあるでしょうが、あくまで本筋でやってるとは言い難いと思うのであります。
こういう連中が「天皇陛下万歳」とか言っているんです。
笑わせてくれるというか、呆れるというか、さらにいえばとんだ国賊ですよ。
天下国家や陛下をかたりながら、企業恐喝やら賛助金名目のショバ代稼ぎをしてるわけですから、陛下の御顔に泥を塗る行為でなくてなんでしょうか。わかっててやってるんだから実は左翼よりヒドイかもしれない(笑

ちなみに、先述の通り、真面目に活動している団体もちゃんとあるということを明記しておきます。
ただ、我々一般人の目に見て目立つのはほぼヤクザ右翼であることが残念でなりません。
とはいえ、ヤクザ出身右翼の中にもそれなりの活動をしているところも一応あります。例えば、尖閣諸島に灯台を建設し同島の実効支配を実現している某政治団体は「住○会」系統ですが、評価していいんじゃないですかな。こういってはなんですが、何をするにもゼニが必要なわけで、資金的に余裕があるのは任侠系であるわけで、結果表に出る機会が多いのは……という悲しい論法が成立してしまうんですね。



2.健全な保守思想育成を妨害している

一般の人からみれば実態がヤクザかどうかなんて気にしません。
考えることは、「ああ、右よりなヤツは危ないのばっかだな」ということです。
まぁ右翼から暴力をとったら何も活動できなくなってしまうし、なによりそれはもう「右翼」じゃなくなってしまうので、暴力が内在することは当然なのですが、暴走族の特攻服のようなものや、ヤクザとしか思えないスーツ姿で活動しその暴力性が際だって目立つようにしていることは、保守思想の成長にも悪影響が及んでいると思うのであります。

とくに戦後民主主義により極端に平和・人権について過敏になっている一般人からすれば、保守も右翼も同類項であり、
当たり前の意見が「右翼」というレッテルの下に危険思想と見られてしまう
よってこういうヤクザ右翼(むしろ
エセ右翼と呼称すべきか)は真に日本のことを考える者にとって有害無実と思うわけであります。


3.街宣車に見るエセ右翼の活動

街宣車ってその名のとおり、演説するための車ですよね。選挙カーと本質は同義と思うんですが、日本において街宣車というと、軍歌を大音量で流しながら走る装甲車みたいにゴツい右翼車両を言います(笑) まぁ最近はシノギが削られ手っ取り早くコスト削減をするために、税金が高く、燃費の悪いデカい車はやめて、ワゴン車程度のものにする団体も増えてたりしますね。

歴史的には、安保闘争時代に左翼連中との衝突に使用される右翼車両で、左翼学生の投石攻撃を防ぐために窓に金網張ったり、また連中になめられないように軍歌を流して気勢をあげていたわけです。当時においてはそれなりに必要性があったんです。
しかし、現在の社会情勢から見て、明らかに浮いてると思いませんか。
左翼は安保闘争に敗れてから、いち早く次の闘争を
「平和・人権」路線に転換して、市民運動等を動員した大衆運動に移っていったのに対し、右翼は旧泰然と、今に至るも安保闘争の時代のままです。

もはや
時代遅れ
いま、軍歌を大音響で流しながら町中を走る行為の何処に意味があるのか。
一般人が街宣車を見て
「おお、勇ましいな」「アカには気を付けよう」とか思うはずがなく、「ウザイ」、「うるさい、迷惑だ」と思うだけということに気づいていないのだろうか。気づいていながら続けているのなら、もう自己満足のマスターベーション以外なんでもないですな。自分の好きな軍歌を大音量で聴きながら悦にいってるのだろうか。それじゃそこらのクソガキがカーステレオをフルボリュームで周囲の迷惑もわきまえず雑音をまき散らしているのとどこが違うのか。
そういう自己中心的な、「公」を忘れた社会を是正すべく活動するのが右翼であるならば、本末転倒も甚だしいと思う次第であります。

中には「右翼は常に恐れられる存在でなければならない。」と考える人もいるようですが、あたしに言わせればとんだ勘違いだと思いますよ。「気合いを入れる方向が違うだろ!」と。
時の権力者に向かっていくのが右翼であるはずで、一般大衆を畏怖させてどうするのかと。どうせやるなら大臣公邸とかの前でタイーホ覚悟でやりなさいと。ムザムザと逮捕されにいく馬鹿がおるかと言われそうですが、一般論で言えばその通りなのですが、そもそも右翼活動に損得勘定、勝ち負けを論じること自体ナンセンスなのであり、自らの信念を如何に実行し、実現していくかが本質のはず。やるならば徹底的にやるべし…ではないかなと。そう、山口二矢烈士はテロ決行直前にさような逡巡をしていただろうか。おそらく否でありましょう。彼が考えていたことは、「自分がどうなろうとも、今ここで浅沼を討つことは必ず日本の為になる。」という信念のみがあったはず。目的達成後の逮捕されるかどうかなんて考える必要すらなかったと思うわけです。
話が思い切り横道にそれましたが、ともかく一般大衆が迷惑なだけの無意味な軍歌街宣は時代遅れ甚だしいといいたいわけです。






自分としては考えは右なわけで、右翼を潰したいとか思ってこれを書いたわけじゃなく、もっとしっかりしてくれという想いを込めて書いてます(笑
エセ右翼はどんどん消えて頂きたいが……。
わしが今まで会ったことのあるその筋の人からは色んな暗部を聞かせてもらったりもしたが、どれも情けなくなるようなコトばっかりだった。
ほんと、どうしようもないヤツが右翼には居ます。
エセ呼ばわりされたヤツらから攻撃受けそうだな、、、ま、痛い腹を探られたんだから当然か( `∀´)

若くして憂国に目覚めた人は、間違ってもこういうエセ右翼に関わるようなことがないように祈ってやみません。
純粋な愛国心が歪んでしまうことは必定、気を付けて下さい。


以上思うところを書いてみました。
思いつき次第、適宜補筆していきたいと思います。





[参考]右翼団体の分類

右翼団体は種々様々にありますが、全てが一緒ではありません。
ここでは現実にある右翼団体を大筋で捉えて分けてみた。それぞれの解説は概論であり、より詳しく知りたい方はそれぞれの団体のHP等を参照してみてはどうだろうか。
なお、分類名は「新右翼」を除いて、適当な名を自分が勝手に付けただけなので、正式にどう呼ぶかはわかりません。(わかる方は是非教えて下さい。)


正統右翼(伝統右翼)
戦前からの流れを汲む団体であり、反体制、国家革新を主張する。
思想的には玄洋社の
頭山満、黒竜会の内田良平の大亜細亜主義、大川周名北一輝の国家社会主義、憲法学者である上杉慎吉の天皇(君主絶対)主権主義などを継いでいる。
戦前には血盟団事件、神兵隊事件、五・一五事件、二・二六事件に関与しており、戦中の大政翼賛運動で一旦は衰退するも戦後復活を遂げ最も右翼らしい右翼と言える。
しかし、現在では何より資金力が乏しく数は激減しており、街宣活動等で見かけることは少ない。が、思想的バックボーンとして行動右翼から一目置かれている存在である。
例えば昭和35年10月に元愛国党員である山口二矢による浅沼社会党委員長刺殺事件が発生したが、これに際し、10月19日発行の大東塾機関誌の号外「浅沼事件に就て」と題して次のような文書が掲載され、
「民族正統防衛論」として右翼民族派から喝采を浴びた。

「個人の場合、他からの暴力行為によって自己の生命が危険に瀕した時、自衛上これに抵抗して直接行動に出、その結果、加害者が死んだり傷ついたような場合にも、それが正当防衛として是認されることは、全世界共通の刑法上の通念である。この場合には、その防衛行為を「暴力」とはしないのである。民族の場合にもこの原理は認められるのであって、外に対してはそれを「自衛権」と言うのであるが、内なる反民主勢力の集団暴力行為の前に民族生命が危険に瀕した時、これに対して発生した民族的自衛行為もまた充分に正当防衛性を有し、決して単なる「暴力」として片づけられるべきものではない。」


主要団体 : 大東塾 大日本愛国党 日本同盟 大日本生産党 防共挺身隊 …etc

行動右翼
生い立ちが任侠系である団体。(一部暴走族あがりも含む)
さすが母体がヤクザだけあって、組織力と資金力、行動力は他に比べ抜きん出ていると言える。
おかげで、日本の右翼と言えば、行動右翼のことを指すといっても過言ではない程、我々一般人が目にする機会の多い右翼である。
思想は単純に国粋主義、反共主義を掲げるわけだが、安保闘争時に左翼革新勢力と前面で対峙し日本の赤化を防いだという自負がある。現在、大小様々な団体があるが、真面目に右翼活動をしている団体もあれば、名前だけ右翼を名乗っている実質任侠団体であったり、様々である。
正統右翼との交誼も行っており、その思想的影響を受け、政治問題、時事問題等に敏感に反応し街宣活動や抗議行動を行っている。


主要団体 : 日本青年社 日の丸青年隊 大行社 昭和維新同盟 菊守青年同盟 国防青年隊 …etc


新右翼
新右翼は三島事件を契機に、戦後体制の打破を叫んでいた民族派学生とそのOBらを中心にして、昭和47年に「一水会」が組織されたのが始まりである。
思想として、特筆すべきは「
YP体制打倒」を主張することである。これは戦後の世界はヤルタ協定(1945年2月)により米ソ2大国に独占的に支配を受けており、また日本はポツダム宣言による日本弱体化政策の影響を受け、国内は反国家、反民族、反天皇制の主義主張が蔓延している病的な事態であるとし、この体制(YP体制)を打倒しなければならないとする考えである。
また、戦前の民族主義において考えられた「一殺多生」を原点とし国家革新の為の手段を選ばないとし曰く、
「暴力が内在しない右翼なんて意味がない。その暴力は戦後体制を打倒し、天皇制と日本の歴史を復活させる為の民族の血潮から発する道義的暴力でなければならない。」
とある。実際、テロ活動も行っており、経団連事件、朝日新聞社自決事件等決行をしている。
思想的に見ると、戦後生まれの正統右翼と言えるだろう。

ちなみに既存右翼団体については、安保闘争時に反共を重視するあまり結果的に政府側、いわゆる体制擁護に走ったとし敵視している。これについて元大悲会会長野村秋介が「右翼は前衛であり、社会の触角だ。安保を認めるところから体制打倒の運動は生まれない…。」と述べている。しかしまったく交誼がないわけではなく、時事問題等での抗議行動に際して共闘する場面も見られる。例えば野村秋介が国政選挙に立候補した際は、多くの右翼団体が協力し選挙活動を行ったりしている。


主要団体 : 一水会 大悲会 統一戦線義勇軍 無窮社


その他の右派団体、民族派学生
これらは右翼団体ではないが、思想的に憂国、保守を主張し、歴史認識問題や時事問題等、時局に応じ、街宣活動や署名活動、或いは誓願運動を通じて国民に啓蒙活動を行う団体である。
今まで、草の根的運動を行っており、建国記念日の制定や元号法制定等、政府・国会を動かした実績を持つ。

民族派学生は、大正時代にいわゆる大川周名や上杉博士らの指導を受けた学生らが各大学内に同志を集め組織したのが始まりである。主なものとして東京帝大の「七生社」、早稲田大「潮の会」、拓殖大「魂の会」などがあった。
右派左派問わず、学生運動の高揚期は、やはり戦後の安保闘争時で、この時期は全共闘左派学生が主流ではあったが、これら運動に対して、興廃した学内の正常化を求める学生らが立ち上がり、各大学を拠点とし続々と誕生し、対決姿勢を打ち出した。しかし、安保闘争の終焉とともに、右派左派ともに学生運動は低迷していった。
現在は、新しい保守気運の高まりに応じて、草の根活動を重点に行っている。


主要団体については下記の通り。

(横断的組織)
日本会議 (言わずもがな、有名な保守団体。国会議員にも関係者がいる。)
自主憲法制定国民会議 (憲法問題)
英霊にこたえる会 (靖国神社護持活動)
日本を守る会 (建国記念日奉祝運動)
国旗掲揚推進協議会 (国旗問題)

(一般団体)
国乃礎、修養団、新日本協議会、全国新農村建設同志会、日本建青会、友愛青年連盟、国民新聞社

(軍人)
日本遺族会、日本郷友連盟、全国戦友会連合会、中野援友会、偕行社、水交会

(民族派学生)
生長の家学生会全国総連合、日本青年協議会、日本学生連盟、三島由紀夫研究会、反憲法学生委員会全国連合、日本学生同盟、国防問題研究会





戻る