伊169号潜水艦の最期

米軍は着々と中部太平洋反抗作戦を開始し、マーシャル諸島についで攻撃目標をトラック諸島に向けた。
昭和19年2月中旬に日本軍基地は米艦載機の猛爆撃を受け基地機能は壊滅した。

潜水艦伊169号は4月4日に他の潜水艦と共にトラック諸島夏島沖合で停泊していたところを米軍機に襲われ、回避運動中に事故を起こしてしまい浮上不能となり、乗員88人が海中に取り残された。
浅瀬だったため、脱出は困難ではあるけれど、不可能ではなかったのは不幸中の幸いであった。
たまたま上陸中の艦長は脱出命令を信号で送った。

が、しかし乗組員はそれを拒否し艦と運命をともにした。

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