2−1 HDDにMS−DOSをインストール


「説明書を読め」で終わってしまう項目であるが、まぁあえて解説を。
機種によっては最初からMS−DOSがインストールされていて、さらにHDDメーカー等により提供されるファイル管理ソフトがプリインストールされているケースもあるので、ここではそうした状態になく、専用のリカバリディスクもなく、単に実機とOSだけ用意したという仮定で進めたいと思う。

なお、以後画像等を使って解説をしていくが、これはエミュレーター(T98−NEXT)で表示させた画面であるので実機とは異なる場合もあるので参考になされたい。
なお、私が使うMS−DOSのヴァージョンは6.2です。他のヴァージョンでも大差はないので実際に表示された画面の指示通りに進めてもらえれば幸いだ。


基本的に画面の指示に従えばいいのであるが、HDDが異常なく接続されていることを確認の上、FDドライブにMS−DOS6.2のシステムディスク#1を挿入し、パソコンの電源を入れる。
すると自動的に下のような画面が表示されるので、「固定ディスク」を選択してリターンキーを押下。




すると、HDDをプログラムがチェックし、初期化(フォーマット)されてなければ自動的にフォーマットが始まる。
フォーマットが終了すると、MS−DOSで確保する領域指定の画面が出るので、事情が無い限りそのHDDの最大容量を指定しよう。




(上記画面では本解説のため50MBの仮想HDDイメージを作成して実行しているため、最大容量が49メガバイトと表示されている。)


YESを選択し進めると自動的に再起動し、次はMS−DOSの必要ファイルのコピーが始まる。
ここでインストール先のディレクトリを指定できるがデフォルトのまま「¥dos」が無難であろう。
後々で各種ドライバ等を読み込ませる際の指定先ディレクトリになるため変更しないのが得策だ。
この後はシステムディスクの内容を1枚づつHDDにコピーしていく作業となるので、画面の指示通りにディスクの入れ替えを実施しよう。
順調に終われば次の画面となる。




ここで自動的にCONFIG.SYSファイルが作成される。
このファイルはいわゆる設定ファイルで内容を書き換えることにより各種ドライバ(MIDIであったり、CD-ROMであったり、あるいは日本語入力など)を読み込ませ常駐させることで、MS−DOS上でそうした周辺機器などを認識させることが出来る。
もっともこのファイルはシステム構成の重要ファイルであるため、誤った記述をしたり削除してしまうと最悪パソコンが起動しなくなり、また最初からインストールをするハメになったりもするので取扱注意である。
とりあえずこのままリターンをすると、MS−DOS6.2のHDDへのインストールは終了である。
画面指示通り、FDドライブからディスクを抜き、リターンをすると再起動され、HDDからMS−DOSが起動し、初期画面であるDOSシェル画面が表示される。





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