2−2 Dosシェルについて


このページはMS−DOSに全く触れたことが無い人が、前項までの操作を経て、最初に目にする妙な画面であるDosシェル画面について簡単に説明をしておくもので、必要ない方は飛ばしてもらっても結構です。
Dosシェルは初期のMS−DOSには搭載されていませんが、一言で言えばファイル管理のためのユーティリティです。
本来は目にすることが出来ないHDD内やFD内のファイル構成等をグラフィカルに認識出来るもので、Windowsでいえばエクスプローラー画面といったところです。
Windowsでは簡単にドライブ内の構成をエクスプローラーで見たり、ファイルを移動したり出来ますが本来MS−DOSではそれぞれコマンド入力をしてこうした操作をしなければならないところ、Dosシェルではちょっとだけ簡易に操作ができるようになっているのです。

な〜んだ、そんな便利な機能があるならゲームの起動もアンインストも楽勝じゃないかと思いたいところですが、なかなかそうはいかない次第で、このプログラムは結構なメモリを喰うのです。
メモリについては後述しますが、端的に言えば、Dosシェル上からゲームの起動プログラムを実行して、そのまま起動出来るものも確かにありますが、現実のところゲーム起動に必要なメモリ不足に陥りエラーとなって実行出来ずDosシェル画面に戻されてしまうか、あるいはそのままフリーズしてしまうケースが結構な頻度で発生するわけです。
よってDosシェルからゲームを起動することは正直オススメ出来ないわけです。
各98Dosゲームの説明書にもだいたい「Dosシェルから起動しないように。プロンプト画面からバッチファイルを実行するように。」等と注意書きがされていたものです。




上図はMS−DOSをインストした直後の状態。
自動でマウスドライバが組み込まれているのでマウスでの操作も可能です。といってもWindowsみたいにファイル選んで右クリックでメニューが出るとかはないですが・・・。
色々と試して覚えてもらうのがいいのですが、キーボードの操作上で覚えておきたいのは「ALT」キーを押すと画面上部のファイル(F)、オプション(O)、表示(V)と表示されているタブを選択できます。また、「TAB」キーを押す度にドライブ、ディレクトリツリー、ディレクトリ内のファイル、下の操作盤の順にカーソルが移動しますので利用して下さい。
(下図参照)




一つ確認しておきたいのは、次項以後で「config.sys」や「AUTOEXEC.BAT」ファイル等の編集をする場面が出てきます。
その際にエディタ、いわゆる編集ソフトをどうするかという問題があります。
フリーソフト等で使い勝手がいいやつがあるならそれを使った方がいいですが、一応MS-DOSにも編集機能があります。
HDDにインストールされたDosディレクトリ内に「SEDIT.EXE」なるプログラムがあると思いますがこれがエディタです。
使い勝手はともかくとして、ファイルの中身の編集が出来ますが、せいぜいテキストファイルの編集が限度です。
エディタを用意していない方は、今後お世話になるプログラムなのでその場所(上記環境だと A:\DOS\SEDIT.EXE)を覚えておきましょう。

「ファイル(F)」から終了を選択するとDOSシェルが終了し、プロンプト画面(いわゆる命令入力待ち)に移行します。




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