2−5 起動ディスクの作成 〜AUTOEXEC.BAT


前項でメモリを確保したCONFIG.SYSを入れた起動ディスクを作成出来た。
もちろん、この起動ディスクでMS-DOSを起動し、プロンプト画面からコマンドを入力し、HDD内のゲームディレクトリ内にあるゲーム起動用のプログラムを実行すればゲームは起動出来る。

本項ではAUTOEXEC.BATというファイルを使用して、そのゲーム専用の起動ディスクを作る作業について解説したい。

最初にAUTOEXEC.BATファイルはいわゆるバッチファイルというものであるが、簡単に言えばWindowsでいうショートカットのようなものである。
つまりいちいちコマンドを入力しなくても、あらかじめこのファイルにコマンド命令内容を記述しておけば、勝手にやってくれるという便利なもので、MS-DOS起動時にCONFIG.SYSの次にこのファイルが起動ディスク内にあると自動的に読み込まれ実行される。
HDDのルートディレクトリ内にも当然このファイルがあり、中身を見てみればDOSシェルが起動するように記述されているのが分かるだろう。

よってこのAUTOEXEC.BATファイルを利用することで、フロッピーディスクをドライブに入れて電源を入れれば(あるいはリセットすれば)自動的にHDD内にインストールしてあるゲームが立ち上がるように出来るのである。
ゲーム毎に起動ディスクを作っておけばかなり楽ですよね、まぁフロッピーディスクはたまってしまいますが・・・。
本項では、ごく簡単にその記述内容について説明をしたいと思います。




これはHDD内にあるAUTOEXEC.BATファイルを例によってSEDITにより中身を表示させたものとなります。
見ての通り箇条書きにコマンドが記述されているわけで、いままで解説してきたコマンドを単純に書けばその通り実行してくれるわけです。
場合によっては必要なCD-ROMドライバの認識に必要な実行ファイルなんかも指定出来るのでそういう時はさらに便利です。
頭にある@ECHO OFFという記述はその下に記述するコマンドを実行時に画面に表示させないための命令で、別にあってもなくても差し支えありません。

例として、記述内容を次のようにすると、

C:
CD DOS
DOSSHELL

起動した状態のAドライブ(FD)からCドライブ(HDDドライブ)に移動し、DOSディレクトリに移動し、その中のDOSシェルを起動するディスクになるわけです。
これを適宜ゲームをインストールしたディレクトリを指定し、ゲームの起動ファイルを指定することで自動でゲーム起動させられるようになります。
注意すべきは本ファイルはルートディレクトリ上に置いておかなければならないことぐらいです。



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