3−2 メモリを多く消費する類のゲーム


大容量メモリ消費ソフトの代表として題材に選んだのは

VGU Variable Geo 2 〜 The Bout of Cabalistic Goddess 戯画 1994年発売 FD7枚組

です。
戯画はエロゲーにシューティングやらアクションの要素を持ち込んで成功したソフトハウスですし、このVGUも家庭用ゲーム機に移植されるほど人気があった当時を物語るソフトと言えます。
その反面600KB近い空き容量を要求してくるシビアなソフトでもあるので、題材にぴったりです。


では前項同様にディスク1をFDDに入れて電源を入れてみましょう。
・・・そう、ゲームが起動するんです。
このゲームはFDDでの運用も可能なわけですが、試しにプレイしてみて下さい。
キャラチェンジ、ステージチェンジのたびにFDDの入れ替えを指示されます。
これは不便です、やはりHDDにインストールするべきゲームだとすぐお分かり頂けると思います。

いつものようにHDDからMS−DOSを起動し、DOSシェルを終了し、プロンプト画面にします。
FDDにディスク1を挿入します。
ディスク1の中身をdirで見てみればわかりますが、 HDINST.EXE なるプログラムが入っています。
これがインストールプログラムなので、実行します。



このような画面が出ますので、指示に従い選択しましょう。
最初に指定するのは「転送元のドライブ」です。つまりVGUのディスクを入れるFDDを指します。
その次に指定するのが「転送先のドライブ」で、つまりはHDDを指します。気をつけましょう。
次にディレクトリ名を入力しますが、ここはデフォルトのまま「VG2」で今回はいきたいと思います。
画面の指示通りディスクの入れ替えをしていけばインストールは終了となります。



ところで終了後にさらに説明書きが表示されましたよね。




まずは試しにこのまま起動してみます。現在のメイン(コンベンショナル)メモリの空き容量は572KBですが果たして、、、




やはり警告文が表示されてしまいました。
いちおう起動はするし、ゲームは出来るのですが何かの拍子にゲームが止まってしまうことが現実にあり得ます。
このゲームは例のメモリを確保した起動ディスクから立ち上げるのがベターな選択肢ということになります。


それでは起動ディスクを準備します。
前項までの解説でディスクの作成方法は既に記述してありますので詳細は割愛します。
新しいフロッピーを用意し、フォーマット(システムも転送する)し、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATもどこからでもコピーして用意しましょう。
CONFIG.SYSは例の604KBを確保できるアレにして、AUTOEXEC.BATは次のように書き換えます。

C:
CD VG2
HDVG2

これでゲームが起動します。
今更ですがA,BがFDD、CがHDDという想定ですので自分の環境に合わせて変更して下さい。
ついでですが、VG2ディレクトリの中身を見ると気がつくでしょうが、補足説明のDOCファイルも同封されています。
それにも書いてありますが、上記のHDVG2.BATファイルでゲームを起動すると即ゲームタイトル画面となりますが、もう一つ同封されているHDVG2OP.BATファイルを実行するとOPアニメーションの再生後にタイトル画面となります。
OPアニメは現在の感覚で言えばたいしたことは無いものですが、当時を偲んでご覧になってはいかがでしょうか。私はだいたいこっちのOPが流れる方の起動バッチファイルを利用しております。




OPアニメーションは全キャラの紹介が流れます。
ついでに初回起動時は音楽が鳴らないことがあります。
タイトル画面の「CONFIG」から環境にあった設定をしておきましょう。次回起動時からはこの設定が有効になりますので毎回いじる必要はありません。
音源はやはりGS、つまりMIDI音源が最高ですね。FM音源と比べるとやはり数段違います。




CPUの性能によってはゲームが早すぎたり重かったりしますので、GAME速度を適切に変更しましょう。
またHIGHSPEEDやBG ANIMATIONは負荷がかかるので非力なマシンだとOFFにしたほうがいいかもしれません。

以上でVG2のインストールと起動の解説を終わります。
これまでの解説でおおむね98DOSゲームの起動方法について理解出来たと思います。
MS-DOSを恐れることなく、多くの98DOSゲームをお楽しみ下さい。

ゲーム画像引用 (C)戯画




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