エミュレーター編


最初のページで書いたとおり、現在(H29年)私はエミュレーター使用による98Dosゲーム環境を保持している。
現在の環境そのままに98Dosゲームを遊ぶことが出来るのがエミュレーターの利点で、フリーソフトの形態で多く配布されている。

当方はT98−NEXTというエミュレーターソフトを使用しているが、ソフトについては各自の好き嫌いや使い勝手の良さ等があるのでどれがオススメとは断定出来ないが、多くのエミュレーターはそれぞれ互換性を持っているケースが多く、それぞれのフォーマットで作成されたディスクイメージ等を認識出来る仕組みとなっているので自分に合ったソフトを導入してもらいたい。
本項ではT98−NEXTの導入について簡単に記載するのでエミュレーターというモノがどういうモノか知ってもらえればと思う。
ちなみに私が数多くあるエミュレーターの中からこのソフトを選んだ理由は、
 ●実機BIOSイメージが不要なこと
 ●MIDI音源を活用する上でMPU−PC98Uモジュールが配布されていて、モジュールを入れるだけでエミュレーター上でMIDIを認識させることが出来る
な点を評価し、導入した結果これの操作に慣れたため、特段不満も無いのでそのままずっと使い続けているというだけである。



1 導入

まずは本体をダウンロードし入手する。
グーグル等で検索すればすぐ該当ページが見つかるはずなので参照されたい。
このソフトの利点のひとつにインストール作業が不要な点であり、任意の場所に解凍したファイルを置けばいいので管理が楽なのがいい。
とりあえず試しにやってみるという人はデスクトップ等に置くといいだろう。

2 起動・設定等

特に何もしなくても初期状態で問題はないはずである。



電源スイッチで、クリックすると仮想98PCが別窓で起動する。
FDDイメージかHDDイメージが挿入されてない状態で起動させても「No system」と表示されエラー音が鳴るだけ。
リセットスイッチ
エラーやゲーム終了後MS-DOSに戻れない時等に使うが実機と違い起動に時間がかかったりするわけでもないので、電源スイッチで代用しても何も問題はない。
PC98−NEXTを終了するボタン
エミュレーターの利点のひとつ、メモリセーブ機能のタブで、クリックすればいままでに保存されたセーブ内容8個がその画面キャプチャーと共に表示されゲームの再開が出来る。
便利なことにその時の環境も保存してくれているので、仮想HDDやFDDを挿入してなくてもロードすれば自動でやってくれる。
ただしエラーで再開できない事もたまにあるのでゲーム内でのセーブも忘れずにしておくほうが吉。
仮想のFDDとHDDの挿入・排出画面を表示する。上記の画像がその画面である。
仮想FDDドライブ。
FDD2基が使用可能で、上記画面の数字6の箇所をクリックすれば1基目のFDDドライブに挿入するディスクイメージを選択する画面になる。その右の「Eject」はその名の通りディスク取り出し。
仮想HDDドライブ。
2基同時に読み込めるが、ドライブ数が増えるだけなのであまり意味はないように思える。右の「Remove」はHDD取り外しを意味する。

いま開いているタブは「運用」タブで、右に「マザーボード設定」、「デバイスマネージャ」、「バージョン情報」と続くが特にいじらなくても動作するはずである。
私のようにMIDI音源用のMPU-PC98Uモジュールを導入したりした場合はデバイスマネージャからちゃんと認識しているか確認が出来たりする。

3 実践 〜HDDイメージ作成とゲームインストール

ゲームのFDDイメージディスクを入手したという前提で、HDDイメージを作成し、そこにゲームをインストールしてみたいと思う。
とはいえHDDイメージ作成後は操作は実機と変わらないわけで既に前章でMS-DOSのシステムインストール方法やゲームインストール方法は記載してあるのでここで触れることと言えば極わずか。

さきほどの画像7の右のほうに「New」とあるボタンがあるのでこれをクリック。
すると数値入力欄が出てくるが、これがHDD容量である。500と入れれば500MBの容量のHDDイメージファイルが作成されるというわけ。
数値を入力すると次にそのイメージファイルの名前と保存先を選ぶ画面となる。
自分でわかりやすいファイル名にして、わかりやすい場所に保存しよう。

保存すると自動的にマウント(HDDがPCに接続された状態)となる。
もちろんこの時点ではフォーマットも何もされてないので、FDDにMS−DOSのイメージディスクを挿入し、そこからHDDにインストールしたりフォーマットをかけたりしてMS-DOS上で使えるディスクイメージにしなければならない。その方法については先述のとおりである。


応用として、1ゲームにつき1HDDイメージを作成し起動バッチファイル(autoexec.bat)を改変することでHDDイメージを挿入し、電源スイッチボタンを押すだけでそのゲームが遊べるようになり便利である。
もちろん一つの大きなHDDイメージを作成し、そこに手持ちのゲーム全てを入れるということも可能であるので、どういう使い方をするかによってHDDイメージ作成時の容量を配分するといいだろう。





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